●必ず原寸サイズで作成
イラストレータでは、「変形」という窓でサイズを確認できます。必ず製作したい希望のサイズでデータを作成してください。テンプレートを用意しておりますので、コチラでデータ入稿されるのが最も安全です。印刷業者は寸法指示がない限り、データは原寸ということで製作を進めます。
●フォントはアウトライン化
イラストレータでは、フォントを必ずアウトライン化してからデータ入稿してください。フォントのまま入稿した場合、当店に同じフォントが無い場合は、別のフォントに置き換わってしまいます。

●塗り足しまで描く
地紋があるレイアウトや、全体に色を付けているレイアウトなどの場合には、塗りたしを上下左右各5ミリつけてください。一般的な印刷では3ミリですが、昇華印刷では5ミリ必要です。

●規制ライン
テンプレートに記載の、3本線中にある、一番内側のラインにご注意ください。一番内側のラインより外側の箇所は、クロスの仕上がりラインに近く、文字や模様などで、切れては困るデザインの配置はできません。なお、クロスの縁に対して並行ではない文字やラインは自由に挿入いただいて構いません。

※注意事項
クロスは布ですので、寸法や形状は必ずしも一定ではありません。極端な場合、わずかに菱形になっていることもあります。そこへクロスの縁と並行なデータを挿入すると、全体的に歪んだ見栄えになってしまいます。この見栄えを守るために、ある程度のデザインの逃げをとります。
●画像入稿ではデータのみを入稿
テンプレートには、製品サイズ線、文字入れ規制線などの情報が入っていますが、画像の場合には、これらの線を入れないでください。印刷の際に線が入ってしまいます。画像の不要な線を消すのは手間がかかります、ご協力ください。技術的に消せない内容の場合には、修正したデータを再入稿いただきます。

●カラーモードはCMYKで作成してください
画像データでも、イラストレータのデータでも、必ずCMYKで作成してください。よくRGBのデータを入稿される方がおりますが、印刷はCMYKにて行いますので、仕上がりカラーが全く異なってしまいます。

上記は全く同じデータですが、RGBとCMYKのカラーモード設定で、ここまで色味が変わってしまいます。RGBのデータで印刷を行うと、仕上がりはCMYKになります。出来上がりを見て愕然としてしまわないように、あらかじめCMYKでデータを作成してください。
アプリによりCMYKでデータ作成ができない場合が多々あります。その場合には、このように大きく色味が変わりますので、事前に覚えておきましょう。
